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ヘブル13:1~8

Discipleship Journal Reading Planに沿ってデーボションを勧め、思ったこと、感じたことを書いてみた

'兄弟としていつも愛し合いなさい。 ' ヘブライ人への手紙 13:1

聖書に至るところで兄弟を愛することが書かれているが、具体的にどうやって愛すべきなのか?今回の箇所はいくつかヒントがあった。

'旅人をもてなすことを忘れてはいけません。そうすることで、ある人たちは、気づかずに天使たちをもてなしました。 ' ヘブライ人への手紙 13:2

これは以前も触れたことがあるが、まずもてなすこと。クリスチャンに対してもてなすことは言うまでもないが、クリスチャンとして新来会者を歓迎することも重要。クリスチャン同士で優しくしあっても、新たに教会を訪れた人を無視するようではただのクラブ活動にすぎない。知らない人をもてなした時にクリスチャンとしての良さを発揮できる。

'自分も一緒に捕らわれているつもりで、牢に捕らわれている人たちを思いやり、また、自分も体を持って生きているのですから、虐待されている人たちのことを思いやりなさい。 ' ヘブライ人への手紙 13:3

福音のために迫害を受けている人を思いやる。そのためには実態を知るために情報収集し、その情報を共有して共通認識を持ち、詳細に必要なことを祈る。もし可能であれば実際に手助けをする。食べ物や聖書を運ぶとか、直接献金をして支援をする。また政治に働きかけて救済を求めることも考えられる。

また「虐待されている人たち」のことを思いやる。家庭内での虐待も考えられるが、教会に向けて語られている言葉であることから、教会内での「虐待」も考えられる。つまり、弱い立場の人に対してどう思いやるのか。当時はやもめや孤児だったが、今日においては心理的に追い詰められている人かもしれない。そういう人に対して、教会として、特に教会のリーダーは何をすべきか。個人的な関係を持つように努力し、相手を理解することを心がけ、信頼関係ができた時に的確なアドバイスをする。兄弟として愛し合うことは、信頼関係をもつこと。

'結婚はすべての人に尊ばれるべきであり、夫婦の関係は汚してはなりません。神は、みだらな者や姦淫する者を裁かれるのです。 ' ヘブライ人への手紙 13:4

兄弟として愛し合うのは夫婦の間でも同じ。夫婦である前に相手は兄弟姉妹なのだから。キリスト者としてキリストに結ばれ、夫婦として結ばれたカップルであるならば、互いを愛し、支え合う関係であるべき。妻のことを見下して何かをできないと決めつけることも、夫のことを「おじさん」と呼んで他人扱いするのも愛し合う関係とは言えない。心にあることが言葉として出てくるので、まず相手を心からキリストによって愛することに務め、その心をもって語る言葉を訂正していける。

'金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。神御自身、「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」と言われました。 ' ヘブライ人への手紙 13:5

クリスチャンとして金銭に執着せず、神に頼ることはいつも聞くこと。教会として金銭に執着せず神に頼ることも考えたい。多くの金銭を集めて建物を大きくしたいという考えは必ずしも悪くはないが、本当の教会である「人」が霊的に貧しいのであれば建物があっても宝の持ち腐れ。金銭に執着せず、神が与える恵みに目を向けるような教会(人たち)であるべき。

'あなたがたに神の言葉を語った指導者たちのことを、思い出しなさい。彼らの生涯の終わりをしっかり見て、その信仰を見倣いなさい。 イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です。 ' ヘブライ人への手紙 13:7-8

「神の言葉を語った指導者たち」それは聖書全体を通して、神が語った言葉、イエスが教えたこと、イエスが行動で示したことを語ってきた指導者たち。クリスチャンはみなキリストの弟子。キリストのようになることが目標なので、それを促す指導者のことを思い出すと良い。

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