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ヘブル11:32~40

Discipleship Journal Reading Planに沿ってデーボションを勧め、思ったこと、感じたことを書いてみた

'信仰によって、この人たちは国々を征服し、正義を行い、約束されたものを手に入れ、獅子の口をふさぎ、 燃え盛る火を消し、剣の刃を逃れ、弱かったのに強い者とされ、戦いの勇者となり、敵軍を敗走させました。 女たちは、死んだ身内を生き返らせてもらいました。 ' ヘブライ人への手紙 11:33-35

信仰によってこの世において神の約束を受けた人もいる。危険から守られ、励まされ、強められ、この世で不自由なく暮らした人もいる。神は、与えた物を忠実に管理する人に、さらに多くを与える(ルカ16:10)。愛と信仰を心に保つと、神と人の前で成功を示すことができる (箴言3:3-4)。信仰をもって神に仕え、神に祝福を与えられ、その祝福に感謝してさらに神に頼るようになるサイクルが、この世において神の約束を受けることだと言える。

'他の人たちは、更にまさったよみがえりに達するために、釈放を拒み、拷問にかけられました。 また、他の人たちはあざけられ、鞭打たれ、鎖につながれ、投獄されるという目に遭いました。 彼らは石で打ち殺され、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、羊の皮や山羊の皮を着て放浪し、暮らしに事欠き、苦しめられ、虐待され、 荒れ野、山、岩穴、地の割れ目をさまよい歩きました。世は彼らにふさわしくなかったのです。 ' ヘブライ人への手紙 11:35-38

逆に、信仰によって迫害を受ける人もいる。初代クリスチャンはローマ帝国によって迫害を受けた者もいるが、同じ神を信じているユダヤ人にも迫害を受けた。それは、かつてマルティン・ルターがカトリック教会に対して、民衆に聖書を読むべきだと促し、礼拝参画の行為でなく信仰によって救われることを訴えたことにより、カトリック教会から除名され、命をも狙われたことと重なる。現代でも、教会組織に相対すると叱責され、「戒規」という名の罰を言い渡され、排除される。確かに、キリストのために生きると迫害を受ける (2テモテ3:12)。

'ところで、この人たちはすべて、その信仰のゆえに神に認められながらも、約束されたものを手に入れませんでした。 神は、わたしたちのために、更にまさったものを計画してくださったので、わたしたちを除いては、彼らは完全な状態に達しなかったのです。' ヘブライ人への手紙 11:39-40

神は「更にまさったものを計画してくださった」。旧約の人々が体験できなかったキリストとの交わり、聖霊に導かれること、そして完成された聖書が私たちに与えられている。律法(十戒)を読んで守るだけではもったいない。この時代を生きる私たちは神から多くを与えられている。それら全てを取り込み、学び、励まされ、キリストのうちに成長していきたい。そして、キリストと歩む喜びを伝えていきたい。

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