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2テモテ2:14~26

Discipleship Journal Reading Planに沿ってデーボションを勧め、思ったこと、感じたことを書いてみた。

あなたは、適格者と認められて神の前に立つ者、恥じるところのない働き手、真理の言葉を正しく伝える者となるように努めなさい。 俗悪な無駄話を避けなさい。そのような話をする者はますます不信心になっていき、 その言葉は悪いはれ物のように広がります。その中には、ヒメナイとフィレトがいます。 テモテへの手紙二 2:15‭-‬17 新共同訳

「資格者と認められて神の前に立つ者」。この場合はテモテで、牧師に向けられた言葉だと言えるが、同時に資格が認められて長老(役員)と選出された人たちにも当てはまる。「俗悪な無駄話」というのはなにか?この箇所で上げている例は、キリストが再臨し、先に死んだキリスト者の肉体がすでに復活した、という説が出回っていること。この教えは迫害の中で生きているキリスト者の信仰を揺さぶっていた。信仰を揺さぶる話は今も講壇から語られている。「日曜礼拝を守る」という名目で、日曜日に教会に来ていない人を責める。関係ない聖書箇所を利用して海外からの宣教師の働きを非難する。こういったキリスト者の信仰を揺さぶり、福音の働きを妨げる行為は「俗悪な無駄話」。悔い改めがない限り「不信心」に陥り、講壇から語られることによって「腫れ物」のように教会全体に広がってしまう。

語られることを注意深く吟味していないと、知らないうちに自分たちもリーダーのように他教会の福音の働きを理屈なく非難するようになる。自分たちの教会だけが正しいと思い、自分たちの教会の教えだけを守ることに注力、内面的思考に陥る。教会員が外部で何をしているか、何を学んでいるか監視する体制を作るようになる。まさにカルトのような状態。

しかし、神が据えられた堅固な基礎は揺るぎません。そこには、「主は御自分の者たちを知っておられる」と、また「主の名を呼ぶ者は皆、不義から身を引くべきである」と刻まれています。 テモテへの手紙二 2:19 新共同訳

このような「俗悪な無駄話」をする人たちに対して一つ希望をもてることは、「主はご自分の者たちを知っておられる」「主の名を呼ぶものは皆、不義から身を引く」こと。キリスト者はみな、すでに神の主権の中にある。神はキリスト者を選び、誰が本物か偽物かはすでに見分けている。まだ、キリスト者が最後まで信仰を守る通すようにしてくださる。「俗悪な無駄話」をする「不義から身を引く」ように働きかけてくださる。

神は彼らを悔い改めさせ、真理を認識させてくださるかもしれないのです。 こうして彼らは、悪魔に生け捕りにされてその意のままになっていても、いつか目覚めてその罠から逃れるようになるでしょう。 テモテへの手紙二 2:22‭-‬26 新共同訳

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