それで、わたしたち自身、あなたがたが今、受けているありとあらゆる迫害と苦難の中で、忍耐と信仰を示していることを、神の諸教会の間で誇りに思っています。 これは、あなたがたを神の国にふさわしい者とする、神の判定が正しいという証拠です。あなたがたも、神の国のために苦しみを受けているのです。 テサロニケの信徒への手紙二 1:4-5 新共同訳
「神の国にふさわしい者」である証拠は何か?「あなたがたが今、受けているありとあらゆる迫害と苦難」と「忍耐と信仰を示す」。この世のために生きていたら、この世に愛される。キリストのために生きているなら、この世はキリスト者を憎む。
キリストのために生き続けていくならば、本当に救われたという証拠になる。キリスト者となった人は、キリストのことを考え、キリストのために日々生きていくから。逆に、日々の生活の中でキリストを証しておらず、仕事と信仰を分離するようなことをしているなら、本当にキリスト者なのかを考える必要がある。日曜日だけに礼拝し、日々の生活で神を礼拝していなければ、本当にキリスト者として変えられたかを吟味しなければならない。
キリストに救われ、その喜びをもって日々神に感謝を捧げ、キリストのために世の中で証する。結果として「神の国のために苦しみを受ける。」これがキリスト者である「証拠」。そして神はその苦しみに対して、「主イエスが力強い天使たちを率いて天から来られるとき・・・報いを実現なさいます。」
神は正しいことを行われます。あなたがたを苦しめている者には、苦しみをもって報い、 また、苦しみを受けているあなたがたには、わたしたちと共に休息をもって報いてくださるのです。主イエスが力強い天使たちを率いて天から来られるとき、神はこの報いを実現なさいます。 テサロニケの信徒への手紙二 1:6-7 新共同訳