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Colossians

コロサイ3:15~25

Discipleship Journal Reading Planに沿ってデーボションを勧め、思ったこと、感じたことを書いてみた。

また、キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。この平和にあずからせるために、あなたがたは招かれて一つの体とされたのです。いつも感謝していなさい。 キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい。 そして、何を話すにせよ、行うにせよ、すべてを主イエスの名によって行い、イエスによって、父である神に感謝しなさい。 コロサイの信徒への手紙 3:15‭-‬17 新共同訳

この箇所はコロサイ教会に向けられた言葉なので、教会のありかたを示している。

「キリストの平和があなたがたの心を支配する」 キリストが十字架でしてくださったこと、私達を救って下さったことを受け入れ、常に感謝の心をもつこと。この心が真の平和を生む。世の中の状況や心配事、人間関係や異文化に疲れた事で心を支配されるのではなく、キリストの平和に支配してもらう。

「あなたがたは招かれて一つの体とされた」 「教会」は新約聖書で「ekklesia」。この言葉は「ek」と「kaleo」の2つの言葉で構成されていいる。この箇所で使われている「招かれて」も「kaleo」を使っていて、意味は「呼び出す」「招く」。「ek」は「〜から」という意味がある。合わせると、「〜から呼び出された、〜から招かれた」というのが教会。集められた人たちに焦点があたっていて、建物や場所は指していない(シナゴーグという言葉は使っていない)。

「キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿る」 キリストの言葉は人が語る説教だけでは得られない。自分でキリストの言葉(聖書)を読み、理解を得られるように聖霊に頼ることが必要。「内に豊かに宿る」には日々続けて行うことが大事だが、ただ読むだけでなく思い巡らすことも必要。思ったことを書き留めることも助けになる。

「知恵を尽くして互いに教え、諭し合い」 キリストの言葉が内に豊かに宿れば、教会で集まった時に互いを高め合うことができる(箴言27:17)。誰かが一方的に教えるのではなく、「教え合う」。誰であってもお互い学び合うことができる環境が望ましい。一人の考えを全員に押し付けるのではなく、「論し合う」。これには相手の言っていることを理解しようとする姿勢が必要。常に間違ったことを正そう、という考えがあっては聞くことができない。

「詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい」 教会音楽は「讃美歌」や「聖歌」だけではない。讃美歌や聖歌は「賛美」の部分しか扱っていない。「詩篇」で聖書のことば自体を歌うことや、「霊的な歌」で聖霊が個人の心を動かして書いた歌も含まれる。これらはオルガンやピアノというスタイルに固執したものではなく、エレキギターやドラムでも表現できる。大事なのは「心から神をほめたたえる」こと。オルガンやピアノでも正確さに焦点を当てすぎて心からの賛美がでなくなる場合がある。エレキやドラムの方が心からの賛美を促すことができることもある。

「何を話すにせよ、行うにせよ、すべてを主イエスの名によって行い」 教会が言うこと、行うことは「イエスの名によって」行う必要がある。イエスが教えた、「神を愛し、人を愛する」新たな律法。イエスが地上で示した愛の行動や活動方法。イエスが出した大宣教命令。イエスに習うことが「イエスの名によって」行動することにつながる。人よりも聖書、律法よりもイエスを見て「イエスの名によって」行動していきたい。

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