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ピリピ2:1~11

Discipleship Journal Reading Planに沿ってデーボションを勧め、思ったこと、感じたことを書いてみた。

そこで、あなたがたに幾らかでも、キリストによる励まし、愛の慰め、“霊”による交わり、それに慈しみや憐れみの心があるなら、 同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。 フィリピの信徒への手紙 2:1‭-‬2 新共同訳
「キリストによる励まし」=paraklesis=寄り添って助ける・励ます・慰める

キリストは天国に戻ってキリスト者と父なる神の間に立ってくださっている。代わりに聖霊 (助け主=parakletos) を送り、私達と寄り添い、助け、励まし、慰めてくれる。

「愛の慰め」=paramythion agapes=慈愛・善意・尊敬による励まし・勇気づけ

キリストによる愛(agape)は、私達を尊敬する、善意ある愛。私達を理解し、私達に最も有益なことを与えたいという動機がある。その動機をもって私達を励まし、勇気づけてくれる。

「霊による交わり」=koinonia pneumatos=聖霊と参画・パートナー・恩恵を受ける

キリストが送った聖霊とパートナーなり、共に聖霊の働きに参画することによって、自身が聖化されていく。キリストを求め、キリストの教えを学び取り入れ、キリストの行動に習うようになる。キリストのようになることが聖霊の恩恵。

「慈しみや憐れみ」=splancha kai oiktirmoi=内蔵・深い感情、憐れみ・慈しみ・好意・恵み

キリストは私達に対する深い感情を抱いている。それは人が軽はずみに使う「愛してる」とか「好き」とか「祈ってるよ」という言葉ではなく、言葉に迷い何も言わないことでもない。イエスは、腹の最も深い所から出てくる感情で私達を思っている。私達に好意を抱いているから私達を憐れみ、慈しみ、私達に恵みを与えて下さる。

キリストが私達に対する思いと「同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つ」にするようピリピ教会に促している。垂直なキリストとの関係と、聖霊の助けを通してキリスト者は変えられていく。結果として内側が変えられ、横の関係にある隣人や他のキリスト者とこの思いを共有し、行動に移していきたい。

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