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ピリピ1:12~20

Discipleship Journal Reading Planに沿ってデーボションを勧め、思ったこと、感じたことを書いてみた。

キリストを宣べ伝えるのに、ねたみと争いの念にかられてする者もいれば、善意でする者もいます。 一方は、わたしが福音を弁明するために捕らわれているのを知って、愛の動機からそうするのですが、 他方は、自分の利益を求めて、獄中のわたしをいっそう苦しめようという不純な動機からキリストを告げ知らせているのです。 だが、それがなんであろう。口実であれ、真実であれ、とにかく、キリストが告げ知らされているのですから、わたしはそれを喜んでいます。これからも喜びます。 フィリピの信徒への手紙 1:15‭-‬18 新共同訳

「ねたみと争いの念にかられてする者」はキリスト教になったユダヤ人。彼らは福音(イエスを救い主として受け入れること)を伝えていたが、同時に割礼や律法を守る必要性も伝えていた。これまで信じていたことをを守るため、伝統を守るために必死だった。なぜなら、パウロの賜物や働きの結果を妬み、牢獄に繋がれているにも関わらず影響力が強いから。この妬みから、彼らはパウロを敵とまでみなしていた(ガラテヤ4:16~17)。

ユダヤ人のキリスト者が見せた行動は今日の教会でも見られる。福音を受け入れはしたが、その先の成長の過程でルールを守ることを重んじる様になってしまう。結果として、礼拝を「守る」ことを重視し、「礼拝を捧げる」ことを忘れ「礼拝」の形ばかりにこだわる。このルールにしがみつき、ルールに従わない人を排除する。これによってキリスト者でない人との間に壁を作り、宣教においては人との関係性よりも、ビラを配ることだけに限定されてしまう。しかもビラの内容が「私たちが礼拝しているのを見れば救われる人が起こされる」という上から目線。そしてこの問題を言及するキリスト者を敵視し、これもまた排除する。まさに「ねたみと争いの念にかられて」福音と伝統を守り通している。

「愛の動機から」福音を伝える者はこのように伝える。

“without any selfish end or sinister view of vain glory; not moved unto it by envy or ambition; not doing it in a contentious manner, and with an ill design; but of pure “good will” to the Gospel, having a real liking of it, an hearty love for it, a sincere desire to spread it, and promote the interest of a Redeemer, and the good of souls by it; having in a spiritual and experimental manner felt the power, and tasted the sweetness of it themselves: and so were inwardly affected and truly disposed to preach it, clear of all external motives and ambitious views”

「利己的な目的や、不吉な栄光を見ようとすることない。ねたみや野心に動かされることなく、争いや悪意をもって行うのではない。福音に対する純粋な “善意 “があり、福音に好意的であり、心からの愛があり、福音を広め、それによって贖い主の利益と魂の善を促進したいと心を願う。霊的な実体験を通してその力を感じ、味わい、外面的な動機や野心的な考えは一切なく、内的に影響を受け、真に福音を伝えようとする。」

Gill’s Exposition of the Entire Bible

本当にキリストに変えられたことを喜び、その溢れた愛から福音を伝えようとするカリスマ派の教会は多くみられる。教理に違いはあれど、この喜びと愛の姿勢、また聖霊に強く頼る行動からは多くを学べる。また、地域に根ざした教会として、地域と関わりを持ち、防災の取り組みやバザー、こども食堂や学童保育といった活動を通して、イエスが示したような人を愛する関係性を見える形で示す。このような「外面的な動機や野心的な考え」がない活動こそ、「愛の動機から」福音を伝えることだ。

どちらにせよ、「口実であれ、真実であれ、とにかく、キリストが告げ知らされているのですから、わたしはそれを喜んでいます。」どのような形で福音を伝えても、キリストがして下さったことと、キリストが教えたことが告げられているなら、キリスト者はそれを喜び祈りによってサポートしていきたい。

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