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Amos

アモス4

4 「あなたがたはベテルへ行って罪を犯し、ギルガルへ行って、とがを増し加えよ。朝ごとに、あなたがたの犠牲を携えて行け、三日ごとに、あなたがたの十分の一を携えて行け。5 種を入れたパンの感謝祭をささげ、心よりの供え物をふれ示せ。イスラエルの人々よ、あなたがたはこのようにするのを好んでいる」と/主なる神は言われる。

イスラエルはとても宗教熱心だった。毎日いけにえを捧げ、3日おきに十一献金を捧げ、感謝献金を捧げ、特別献金を募った。しかもこれを喜んで行っていた。しかし、彼らは「罪を犯し」「とがを増し加えた」。神が記した律法と似たようなことをしていて、同じYHWHという名を使って讃えているが、実際には偶像礼拝をしていた。

1 「バシャンの雌牛どもよ、この言葉を聞け。あなたがたはサマリヤの山におり、弱い者をしえたげ、貧しい者を圧迫し、またその主人に向かって、『持ってきて、わたしたちに飲ませよ』と言う。

そしてそれが生き方にも現れていた。イスラエルはとても裕福になっていて、その富を程なく愛していた。しかし、貧しい人を虐げ、圧迫した。

6〜11節では、神が複数回に渡ってイスラエルに立ち返るよう促していることが記されている。飢饉があった (6節)。神が雨を降らせなかったので干ばつがあった (7-8節)。草木を枯らし、いなごで彼らを撃った (9節)。疫病とつるぎをもたらした (10節)。ソドムとゴメラみたいに滅ぼし、火の中から取り出した (11節)。こんなことがあっても、「それでも、あなたがたはわたしに帰らなかった と主は言われる。」神は複数回に渡って、本当の神なしに喜びを求めることをやめるよう、イスラエルの歩みを止めようとしていた。

12 「それゆえイスラエルよ、わたしはこのようにあなたに行う。わたしはこれを行うゆえ、イスラエルよ、あなたの神に会う備えをせよ」。

神の裁きは確実に近づいていて、止めることはできない。そんな中で希望はある。「神に会う備えをせよ」。ベテルで聖さと真理を持って神に出会う準備をしないのであれば、最後の裁きで神と会う備えができる。その後はもう備えることはできない。

礼拝においても、クリスチャンは神に会う備えをする必要がある。この箇所から以下のことが考えられる。

  1. 真理(聖書)が尊重されている教会に行く。イスラエルは宗教熱心だったが本当の神を礼拝していなかった。通っている教会はただ宗教熱心なのか、本当の神を礼拝しているのか?
  2. 私たちの罪を全て神に告白する。イスラエルは他人を虐げながら神を礼拝しようとしていた。罪を隠したままだと礼拝はただの行事に成り下がってしまう。
  3. 神が私たちの人生でどう働いているか思い返す。神はイスラエルに立ち返るよう何度も促した。自分たちの思いでコントロールしようとするのではなく、神に立ち返り、神に信頼する道を歩むことによって礼拝に備えることができる。
  4. 心で神に近づく。イスラエルは宗教的行為は立派のように見えたが、心で神に近づいていなかった。神を礼拝する時、口だけで神を敬うことは避けたい (マタイ15:)。
上記はジョン・パイパーが提供する記事を引用している。
https://www.desiringgod.org/messages/prepare-to-meet-your-god

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