Categories
Hebrews

ヘブル8

Discipleship Journal Reading Planに沿ってデーボションを勧め、思ったこと、感じたことを書いてみた

'この祭司たちは、天にあるものの写しであり影であるものに仕えており、そのことは、モーセが幕屋を建てようとしたときに、お告げを受けたとおりです。神は、「見よ、山で示された型どおりに、すべてのものを作れ」と言われたのです。 しかし、今、わたしたちの大祭司は、それよりはるかに優れた務めを得ておられます。更にまさった約束に基づいて制定された、更にまさった契約の仲介者になられたからです。 ' ヘブライ人への手紙 8:5-6

祭司たちが行っていたことは「天にあるものの写しであり影である」。神からモーセに、そしてモーセからイスラエルに与えられた一時的な律法の下に行動をしていた。しかし、私たちの大祭司イエス・キリストは「優れた務めを得ておられます」。律法より優れた神の約束をベースにイエスはこの世で生活し、人々を教え、罪の代価を十字架で支払い、蘇りによって力を示した。イエスによってモーセ律法は私たちキリスト者が守らなければならないものではなくなった。

キリスト者はモーセ律法の下にいるのではなく、恵みの下にあり (ローマ6:14)、「キリストの律法」の下にある (1コリント9:20-21)。「キリストの律法」は愛することが含まれている (マタイ5:44; ガラテヤ6:2; ヤコブ2:8; ローマ13:8–10)。キリストの行動から (ヨハネ13:34; ピリピ2:4–12)、キリストの教えと戒めから (マタイ28:20; 2ペテロ3:2)、新約聖書の教えと戒めから (2ペテロ3:2; エペソ2:20; ユダ1:17; 1ヨハネ5:3)、そしてキリストを起点とした解釈の上で聖書全体から (マタイ5:17-18; ルカ24:27, 44; 2テモテ3:16–17) 「キリストの律法」学ぶことができる。

「キリストの律法」についての考えは「新約神学」に基づいている。

新約神学は、モーセ律法を全体としてとらえ、それがキリストにおいてすべて成就したと見なします(ここまでは契約神学と一致しています)。しかし、新約神学はモーセ律法を全体として見ているので、モーセ律法の道徳的側面もキリストにおいて成就され、もはやキリスト者には適用されないと見ています。十戒に要約されているモーセ律法の道徳的側面の下にいるのではなく、キリストの律法の下にいるのです(1コリント9:21)。キリストの律法とは、キリストが福音書の中で具体的に述べた戒め(山上の説教など)のことです。つまり、新約神学では、モーセ経済全体は脇に置かれており、もはやキリスト者には何の適用もありません。契約神学では、神の民と救いの道に関して旧約と新約の間に連続性があると考えています。しかし新約神学では、古いモーセ契約とキリストを仲保者とした新約の違いに焦点を当て、旧約と新約の間にはっきりと線を引いています。旧約は(モーセ法の道徳的側面を含めて)廃止され、その道徳を支配するキリストの律法を持つ新約に取って代わられます。

https://www.gotquestions.org/new-covenant-theology.html

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *