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ヘブル1:1~9

Discipleship Journal Reading Planに沿ってデーボションを勧め、思ったこと、感じたことを書いてみた

'神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、 この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。 ' ヘブライ人への手紙 1:1-2

「神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られた」

旧約の時代では、神は人に直接、声が聞こえる形で (創世記2-3)、燃える木の中から (出エジプト3)、嵐のあとの小さな声で (1列王記19)、御使い(天使)を通して (ヨシュア5)、預言者を通して、レビ人(祭司たち)を通して、人に語りかけた。様々な方法で神が主導して人に語りかけ、人がその声に従った時に祝福が与えられた。また、神に背く方向に陥ってしまったときに、人に対して「悔い改め」と、神に立ち返るよう促した。旧約聖書と考えると厳格で畏れるべき神のイメージが強いが、神は常に人に関心を持ち、人を祝福の道に導いていることを考えると、それほどまで神は人を愛していることが分かる。

「 この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。」

神であるイエスが地上に来たことによって、神本人が人に語りかけて下さった。祈ることを教えてくださり (マタイ6)、律法を神を愛することと隣人を愛することに要約してくださり (マタイ22)、大宣教命令を与えて下さった (マタイ28)。直接語る以外にも、行動を通して罪を赦すこと (ヨハネ8)、人々の肉体的必要を満たすこと (マタイ14)、父なる神と静かな時間をもつこと (ルカ5, マタイ26) の重要性を教えて下さった。そして今も私たちに聖霊を通して語りかけてくださる (ヨハネ14)。聖霊はイエスが教えたことを私たちに思い起こさせてくださり、聖書を理解するよう助けてくださる。

今日においては、私たちは完成された聖書が与えられており、聖書によって私たちは神のことを知ることができ、私たちが過ちを理解することができ、神に立ち返ることができ、神に仕えることができるように備える。イエスの教えを思い起こさせる聖霊と真理を得られる聖書があるので、私たちは地上の他の人や書物に頼る必要はない。十分に神を知る手はずが整えられている。

'聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。 こうして、神に仕える人は、どのような善い業をも行うことができるように、十分に整えられるのです。' テモテへの手紙二 3:16-17

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